社会保険労務士とは?

「社会保険労務士」と名乗るためには、2年間の実務経験が必要である!?社労士試験合格後の登録要件とは?

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突然ですが、社労士試験に合格しただけでは「社会保険労務士」として仕事をすることはできません。

実は「社会保険労務士」として仕事をするためには、「全国社会保険労務士会連合会」に登録をしなければなりません。

登録をしなければ、「社会保険労務士」として仕事ができないだけでなく、名乗ることもできないのです。

 

社会保険労務士になるためには、試験に合格することが大前提。

そして次に「登録」という一大イベントが控えているのです。

登録にはお金もかかりますし、面倒な手続き等もあります。

 

👇詳しくはこちらをご覧ください👇

社会保険労務士合格後の社労士会登録費用はどのくらい?登録料30万のウワサは本当か。

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社労士試験に合格することがゴールではなく、あくまでスタートラインに立ったに過ぎないのです。

実務経験を積むことは、非常に大切なことです。

合格後に「こんなはずじゃなかった・・・」とならないようにするためにも、しっかりと学んでおきましょう。

社会保険労務士試験に合格しただけではすぐに開業できない

社会保険労務士試験に合格して、独立開業を目指している人も多くいると思います。

社労士は「独占業務」がある資格であり、独立には適していると言えます。

しかし残念なことに、試験に合格しただけではすぐに独立することはできません。

 

👇社労士の仕事内容についてはこちらをご覧ください👇

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社会保険労務士として独立するためには、全国社会保険労務士連合会に「開業」の登録をしなければなりません。

ちなみに独立ではなく、企業内の総務部等で仕事をする場合は「勤務」の登録をします。

 

登録には費用がかかります。

県によって登録費用は異なりますが、私の住んでいる地域では開業社労士は、登録免許税として30,000円、登録手数料30,000円、開業の場合は入会費用が100,000円かかります。

その他、月7,000円の会費も入会時に納入しなくてはなりません。

 

だいたい入会の費用として20万円くらいは必要となります。

この金額を高いと取るか安いと取るかは人それぞれですが、開業してこのくらいの金額をすぐにでも稼ぐぐらいの意気込みが無いと独立してやっていくのは厳しいかもしれません。

「2年以上の実務経験」が必須!無い場合は「講習」を受ける

金銭的な問題だけではありません。

さらに厄介なのは、登録するためには「2年以上の実務経験」が必要であるという点です。

正確には「労働社会保険諸法令に関する事務の従事期間が2年以上のもの」と記載があります。

 

実務経験の範囲の判断は難しいところですが、社会保険労務士の分野に関連する仕事をしてれば問題ないでしょう。

例えば総務で「健康保険の加入手続きをしていた」も立派な実務経験の一つです。

 

実務経験は連続ではなく、通算で構いません。今までしてきた仕事を振り返ってみて、実務経験が2年以上になるか考えてみましょう。

判断に迷う場合は、全国社会保険労務士会連合会に問い合わせると回答をもらうことができます。

 

2年以上の実務経験が無い場合は、社労士連合会が主催する「事務指定講習」を受けなければなりません。

この講習を受けることで、実務経験2年以上とみなしてくれるのです。

 

この制度自体は、とてもありがたいものですが、事務指定講習の内容がなかなか大変そうです(._.)

通信課程を4ヶ月間受講して、講義を4日間受けるという長い長い講習です。

この講習を受けるのに、75,600円の費用がかかります。

 

「社会保険労務士」として仕事をするのに必要な知識を学ぶためには、大切な講習ですが時間も費用もかかってしまうので、できれば試験を受ける前に実務経験を積んでおきたいものですね。

社労士として独立開業を目指すなら「実務経験」は必須!

「独立」を目指して社労士になりたいと考えているのであれば、「実務経験」は必須とも言えます。

独立して最初に行うことは、顧客を得るために営業をすることです。

全く経験のない社労士の場合、この営業の段階で全く相手にされずに、顧客を得るのがとても難しいのが現状です。

 

私は勤務社労士を長年してきましたが、試験で学んだ勉強と実務は必ずしもリンクするとは限りません。

傷病手当金の制度はわかるけれど、申請用紙の書き方がわからない、添付書類がわからないでは話にならないのです。

厳しい言い方になってしまいますが、安易な気持ちで実務未経験で独立すると失敗に終わってしまうのが大半でしょう。

 

だからこそ実務経験は大切なのです。

私としては社労士試験に挑戦する前に、実務経験が積める場所で勉強をすることをおすすめします。

個人の社労士事務所にアルバイトとして勤務するのも良いですし、どこかの一般企業で総務事務などをするのもおすすめです。

 

試験に関連する仕事をしながら勉強をすることで、各段に覚えるスピードも早くなります。

実務を通して理解を深めることで、社労士試験合格までの距離も近づきます。

 

いずれ社労士として独立を・・・と考えているのであれば、期間限定で働ける「派遣社員」という選択肢も良いのではないでしょうか。

総務事務など社会保険に関連する求人の募集も多く見かけます。

派遣社員は福利厚生も充実していますし、働き方も規則的なので勉強との両立に最適です。

福利厚生充実の派遣のお仕事なら

高卒の場合は特に実務経験を3年以上積むことで、社労士試験の受験資格も得ることができるため、まさに一石二鳥ですよ(^^♪


 

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